新型コロナウイルスについてのお知らせ

組合員の皆さんお疲れ様です。標題にもあるように、現在世界的に新型コロナウイルスが猛威を振るい、私たちの業務・生活にも大きく影響が出ています。

新型コロナウイルスについては、2/26にこのホームページでお知らせしましたが以前と状況は変わってきました。そこで最新の状況をあらためてお知らせします。

ついては、組合員の皆さんも手洗い・うがいなどを励行し予防に努めると共に、最新の状況把握にも気をつけて下さい。

厚生労働省のホームページなどから一部抜粋して、以下の内容をお知らせ致します。

国内の発生状況

新型コロナウイルスについては現在も様々な情報が錯綜していますが、今回は特設ページ(https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/)にて厚生労働省から発表されている公式の感染者数をデータビジュアルにまとめています。

現在の状況と考え方new

 新型コロナウイルス感染症については、これまで水際での対策、まん延防止、医療の提供等を講じてきていますが、国内においては、すでに感染経路の不明な患者の増加している地域が散発的に発生しており、引き続き、持ちこたえているものの、一部の地域で感染拡大が見られ、今後、地域において、感染源が分からない患者数が継続的に増加し、こうした地域が全国に拡大すれば、どこかの地域を発端として、爆発的な感染拡大を伴う大規模な流行につながりかねない状況にあります。さらに、世界的に患者数と死亡者数の急激な増加が見られ、国内で発見される輸入症例も増加しています。

 現時点では、国内では、未だ大規模なまん延が認められる地域があるわけではありませんが、積極的疫学調査等のまん延防止策により、各地域において感染経路の不明な患者やクラスター(患者間の関連が認められた集団)の発生を封じ込めることが、いわゆるオーバーシュートと呼ばれる爆発的な感染拡大の発生を防止し、感染者、重傷者及び死亡者の発生を最小限に食い止めるためには重要となります。
 また、必要に応じ、外出自粛の要請等の接触機会の低減を組み合わせて実施することにより、感染拡大の速度を可能な限り抑制することが、クラスターの発生の封じ込めを図るためにも、また、医療提供体制を崩壊させないためにも、重要です。あわせて、今後、国内で感染者数が急増した場合に備え、重症者等への対応を中心とした医療提供体制等の必要な体制を整えるよう準備することも必要です。

 新型コロナウイルス感染症をめぐる状況を的確に把握し、国や地方自治体、医療関係者、専門家、事業者を含む国民の皆さまと一丸となって、新型コロナウイルス感染症対策を更に進めていく必要があります。

治療薬、ワクチンの開発 new

 新型コロナウイルス感染症については、現時点では、有効性が確認された特異的な抗ウイルス薬やワクチンは存在せず、治療方法としては対症療法が中心となっています。
 このため、厚生労働省においては、新型コロナウイルス感染症に対する治療薬等について、AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の研究費や厚生労働科学研究費等の各種研究費制度を活用し、治療薬等の研究を順次拡大しています。ワクチンについては国内での研究のほか、世界連携でワクチン開発を促進するためCEPI(感染症流行対策イノベーション連合)への拠出を通じたワクチンの早期開発に向けた取組を進めています。
 また、治療薬については、既存の治療薬からいくつかの候補薬が出てきており、観察研究や臨床研究等が進められています。
 今後も、治療薬等の研究を進めていくとともに有望なものについては企業による治験が進められる予定です。

国民の皆さまへ(予防・相談)

風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず、外出される場合にはマスクを着用していただくよう、お願いします。
集団感染の共通点は、特に、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。
換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。

大規模イベントに参加されていた皆様へnew

大規模イベントにおいては、クラスター(集団)発生のリスクが高い、3つの条件
1.換気の悪い密閉空間
2.多数が集まる密集場所
3.間近で会話や発生をする密接場面
がそろう可能性があります。
そのため、大規模イベントに参加されていた皆様は、2週間以内は特に下記の点に留意頂きますよう、よろしくお願い致します。

次の症状がある方は(1)(2)を目安に「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
(1)風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
 (解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
(2)強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が2日程度続く場合、又は強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合

各都道府県が開設している帰国者・接触者相談センター

若者の皆様へ new

 新型コロナウイルス感染症は、罹患しても約8割は軽症で経過し、治癒する例が多いことが報告されている一方、高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、重症化するリスクが高いことが報告されています。皆さまご自身を守るため、そして、大切な人を守るため、感染症の予防策の徹底を引き続きお願いします。